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読書に間隔反復を使う方法

間隔反復は語彙のために生まれた手法ですが、読書にも効きます。忘却曲線は本にも同じ力で襲いかかります。コツは「定義」「章ごとの主要主張」「印象的な引用」「用語」など、適切な単位をシステムに渡し、1日5分復習することです。手順は以下のとおり。

所要時間

10 min

用意するもの

  • · 任意の間隔反復アプリ(Summio Practice、Anki、Mochi)
  • · 記憶に残したい本や記事
  1. まず読む、それから要約

    まず必要な深さで本を読みます(トリアージなら「短い」、学習なら「長い」)。仕事をするのは読書そのものです。カードは忘れないための装置。読み終わってから要約してください。カード化に値する単位が要約から見えてきます。

  2. 正しいカード単位を選ぶ

    ノンフィクションなら、定義、各章で最も強い主張、印象的な引用、要となる統計値。歴史なら年代と原因。技術書なら主要な公式や概念。1冊あたり5〜10枚で十分。それ以上はメンテナンスの重荷になります。

  3. 一問一答ではなくクローズを使う

    空所補充(「忘却曲線は___が___年に明らかにした」)は、想起トレーニングとして一問一答(「忘却曲線を明らかにしたのは誰?」)より効きます。最近のSRSの多くはクローズに対応しており、Summio Practiceは自動生成します。

  4. 毎日5〜15分で復習する

    毎日1度アプリを開き、その日のカードを復習します。アルゴリズムは正解したカードを少しずつ伸ばします(1日→3日→7日→21日→60日)。失敗したカードは翌日に戻ります。

  5. 増やしすぎない

    新規カードは将来の負担を永続的に増やします。読んだ本ごとに毎日50枚追加すると、すぐに毎日200枚の山となり、3週間で挫折します。新規カードは1日10〜20枚に抑えましょう。

コツと落とし穴

  • 実際に読んだ本のカードは、要約しただけの本のカードよりも定着が良くなります。読書が作る記憶痕跡をSRSが強化するからです。
  • 面白いものを片端からカード化しないでください。6か月後にも覚えていたいものだけカードにします。
  • AnkiとSummio PracticeはどちらもSM-2系のアルゴリズムを使います。スケジューリングの差は些細です。好きなUXで選んでください。

よくある質問

間隔反復はフィクションにも有効ですか?

ノンフィクションほどは効きません。フィクションは累積的な体験で働き、個別の事実ではないからです。引用、主要なプロット、登場人物名など逐語的に覚えたいものに使い、フィクションの価値の大半は読書体験そのものに置いてください。

結果はどのくらいで出ますか?

反復し続けたカードは残ります。毎日3週間の復習で、復習対象の保持率は約90%。復習をやめると月末には30%前後まで下がります。

Summio PracticeはAnkiと同じですか?

UIは異なりますが、アルゴリズムの中核は近い系統(SM-2系)です。Summio Practiceはライブラリの要約から自動でカードを作ります。Ankiは手作業でカード作成が必要。Ankiはツマミが多く、Summio Practiceは「すぐ使える」寄りです。

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